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吉祥院について

創建から1280有余年の歴史を刻む天台宗のお寺・守國山吉祥院は、この地域では千手観音とも呼ばれ、最上三十三観音の第三番札所となっています。

本尊は、その名の通り千手観音、そして脇立の薬師如来、阿弥陀如来と合わせた三尊からなります。古来、千手観音とはこの三尊の総称であると言い伝えられ、「出羽一仏」と呼ばれて信仰されてきました。

守國山吉祥院は、奈良時代の天平9年(737年)の第45代聖武天皇の御代、出羽国にひどい悪病が流行蔓延し万民塗炭の苦しみに喘ぐとき、天皇は僧行基を遣わしてその悪役の消除と庶民の救済にあたらせた折、開山したと伝えられています。

その時行基は、自ら仏菩薩の像を造顕して此処に安置し一心に修法祈願したところ、さしもの悪疫も立ちどころに終焉したと伝えられています。以来当寺院は、鎮護国家の道場として天下泰平、国土安泰、怨敵退散、病魔降伏、諸願成就の祈願所として広く知れわたりました。

明治に至り古社寺に編入され、宮内省と内務省より保存金を下賜され、明治36年(1903年)本尊千手観音は国宝に指定されました。終戦後の昭和37年(1962年)には山形市の文化材保護条例の施行により、仏像觀六軀と本堂が逸早く有形文化財として指定をうけるに至りました。

お堂は天文12年(1543年)に山形城主の最上義守が再建した当時の建築様式に従い、昭和46年(1971年)に復元改修されました。

吉祥院

住所:〒990-2172 山形県山形市千手堂509
(グーグルマップでの地図はこちら
電話・FAX:023-684-8026
メール:info@dewa-kichijoin.jp

吉祥院の四季

守國山吉祥院は、御詠歌にあるように
四季折々の花々や木々を楽しむことができます。

はなをみて いまやたをらむ せんじゅどう にはのちぐさも さかりなるなん
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